あけましておめでとうございます。
少しずつ終息に向かうかと思われたコロナウィルスの感染は、2021年も変異株の登場によって私たちの生活に広がり続けました。
一方で、イベントが有観客で開催されるようになったり、飲食店の営業時間が従来通りになったりと、最近では変化の兆しを感じられるようにもなりました。
感染拡大と日常生活の間で揺れ動く1年、日本語教師も例外ではなく、さまざまな苦しみと喜びを味わいました。
日本語教師センターでは昨年、YouTubeの動画配信という大きなプロジェクトに着手しました。
著名な日本語教育学者である池田悠子先生をお招きし、「日本語教育能力検定試験」の音韻・音声問題(試験Ⅱ)対策講座をショートビデオで無料閲覧できるようにしました。
企画段階から活発な意見交換を行い、撮影、編集まで全て役員がこなしました。
未知の領域で難しい作業ではありましたが、配信を楽しみにしてくださった皆様の声に支えられて、なんとか乗り切ることができました。
2022年も日本語を教える人々にとって拠り所となり、「喜び」を提供できるよう、役員一同邁進してまいります。
オンライン形式はもちろん、集会形式でのセミナーも模索してまいります。
本年も引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。
パウンド志穂(日本語教師センター会長)